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鮎の友釣りとは?

鮎の友釣りをはじめてみませんか、海釣り、磯釣り、川釣りと多種多様な釣りがあります。これらの釣りの中で、川釣りの鮎は、毛バリ釣り、コロガシ釣り、友釣り、投網の漁法がありますが、他の魚種では存在しない特殊な釣り方、鮎釣りにだけに見られる【 友釣 】という漁法について解説します

友釣りに使う用具や釣り針、これらを使った釣り仕掛けの作り方、釣り場のポイント選び、釣れた鮎の取り込み方、費用などについて記述しています。

鮎の習性を使った珍しい漁法

鮎は成魚になると、主食となる水苔の付く石を棲家(テリトリー:縄張り、一軒家)を個体ごとに持つようになります。体力のある強い鮎ほど、新鮮な苔がつき、増水にも流されにくい大石周りなどの環境の良い場所に棲みます。

この鮎の居住領域に他の鮎(野鮎)が入ると侵入者として追い払います。、侵入者の尻ひれのあたりの直下をかすめるように体当たり(くぐりぬけ)して威嚇し、領域を出るまで追い払い続けるといわれています。(テレビ番組で見たことはありますが、直接見たことがないので耳学です)

この習性を使い、竿先に釣り糸をつけ、先端に囮(オトリと呼びます)の鮎を1尾つけて、野鮎のいそうな居住領域に侵入させます(我々人間界では、住居不法侵入で大変なことになります)。

棲家を持って毎日楽しく暮らしている野鮎には、大変申し訳ないことですが、囮の鮎には、体当たりして来たら、あなたはたぶん知らないと思いますが、野鮎を針に引っかけてしまう、とてもずる賢い、秘密の細工がしてあるのですよ!。ふっふっふ。この釣り方が「友釣り」と言われている、鮎釣り独特の漁法なのです

この珍妙技、鮎にとっては、甚だ迷惑千万な漁法を編み出したお方は いったいどなたでしょう?、そしていつ頃から始まったものなのか?とても興味を持ってしまいます。お前だけだろ 興味はない! とっとと先に進めろ!まーまー、 そうですかそうですか、、、ハイハイ すみませーん。えーと、なんの話でしたっけ? 、、、a@\%#? 

保元・平氏物語や江戸時代の物語など、すべて読んだわけではありませんが、友釣りの話題は、見たことがありませんネ。Wikipediaには、始めた起源、発祥地域説にはいくつかの候補と根拠が出ていますが、史実文献(江戸時代の古文書が残っているのは有難い) Wikipediaには、友釣りが広まったせいで、鮎の商売が減って税が納められないので、、、という趣旨の古文書があるという伊豆の「狩野川」あたりが、そうなのかもしれません。

また、類似の漁法に海の「シャコ」があるという記述もありましたが、竿を使っていないので、やはり鮎独特の釣り方だと思います。漁法を発案した人については、検索ではみつかりませんでした。

年魚と言われ、越冬するのもまれにあるようですが(私も東北出身の方から聞いたことがありますが、実態はわかりません。)1年で、秋に産卵し、一生を終わるといわれています。

この産卵の時に、雌雄婚姻色で黒ずみ、小石の多い浅瀬で群れになります。今はどの漁場も鮎の産卵保護で、この時期は全川禁漁となりますが、昔は規則はなかったと思います。

小石が見えないくらい真っ黒に群れているので、この漁法が始まったはるか昔は、これを捕獲するには投網を使ったと考えられます。

この時期は、縄張り鮎はいなくなり、侵入者を追い払うという行動はしません。投網を使えない人が、囮をつけて群れの中に入れたら引っかかるんじゃないか?と考えた人がいたのかもしれません。

確かに釣れます。夏のように縄張り争いではないので単にそばに来ただけで引っかかるということかと思います。小学生の頃、父のお供で、雌鮎を囮にすれば、すぐ釣れるよ!その通りでした。雌でなくても、元気がいいなら雄でも大差ないようです。

暇を持て余している方が、橋の上から石の周りを回遊するアユを眺めていて、野アユの追いかけっこを見ていて、これらにヒントを得て、試行錯誤の研究のたまもの?

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